糖質オフ・糖質制限
糖質オフ・糖質制限は、近年、注目が高まり、実践中の人も多いと思います。
ダイエットや糖尿に効果的と、ミギーの知人にも、実践者がいます。
完全な糖質オフの長期間継続は、いろんな意見があり、少々、リスキーな気がしますが、日ごろ、何にも考えずに食生活を送れば、糖質の過剰摂取となりがちな現代社会では、常に、糖質を控えめにと、心がけるくらいが、健康に良さそうです。
一方、災害時の非常食はどうでしょう?
備蓄食品の筆頭には、ご飯や、パン、お菓子、カップ麺など、一見して、糖質が多いものが目立ちます。
災害時の配給といえば、おにぎりのイメージですね?
日ごろ、糖質制限しているのに、緊急時、糖質の多いものしか調達できず、急に、糖質を摂取することになったとしたら、大丈夫でしょうか?
糖質オフの非常食
地震や災害時の防災備蓄に加えておけば安心!と思える
糖質オフ・低糖質の非常食を考えてみました。
ナッツ
確保できる水にも限りがある非常時に、のどが渇くと大変、健康のためにも、無塩タイプがおすすめです。
ナッツ類は、口の中で良く噛みしめると、液状になり、栄養の吸収も良くなります。
美容やアンチエイジングで注目されるように、ビタミンやミネラルも豊富で、不飽和脂肪酸も含み、繊維質も多い、健康維持に効果的なバランス栄養食です。
カロリーが高く、かさばらず、軽い、調理不要で、食べやすく、満腹感もあり、腹持ちするので、非常食に、むいていると思います。
ナッツの中でも、糖質・炭水化物の多い少ないの違いがありますので、厳格な糖質管理をしたい時は、以下も参考にして下さい。
100グラムあたりの糖質
カシューナッツ:20グラム
マカデミアナッツ:11.7グラム
ピスタチオナッツ:11.7グラム
アーモンド:9.3グラム
くるみ:4.2グラム
数量ベースで見ると、高めに感じますが、一度に食べる重量は、そう多くありません。(食べ過ぎないよう、自制!)
アーモンド25粒で、約100キロカロリー、糖質は2.5グラムで抑えられます。食物繊維は一日の必要量をまかなえるそうです。
良質な油であるオレイン酸が70%をしめています。
ちなみに、白米のおにぎり1個で、約170-200キロカロリー、糖質は、約30グラムとなっていますので、おにぎり1個を、アーモンド25粒に置き換えたとしたら、糖質は、1/10以下に抑えられます。
ナッツ類で一番抗酸化作用が高いクルミは、さらに、糖質も少なく、おすすめです。
ビーフジャーキー
100グラムのカロリーは、おおよそ315キロカロリー、炭水化物は、6.4グラム。
こちらも、数量ベースでみると、少し、高いようにも感じるかも知れませんが、一度に、100グラムも食べることはない(一袋50グラム程度が多い)ですし、自制しながら、少量を食べるようにすると良いかと思います。
仮に、100グラムのビーフジャーキーを食べても、糖質は、おにぎり1個の1/5程度です。(塩分が心配ですが)
ビーフジャーキーは、一般的には、牛肉のもも肉が原料で、栄養成分は、重量の半分以上が、たんぱく質。
ビタミンB12、ビタミンB6、ナイアシン、カリウム、リン、鉄、亜鉛が豊富。
塩分が多いのが、最大の難点ではありますが、軽くて、かさばらず、開封するだけで、手軽に食べることができ、少量をじっくり噛みしめて食べると、満足感もあり、味わい深い非常食として、活躍しそうです。
あまり味付けされていないシンプルなものを選びましょう。
ニュージーランド産 ビーフジャーキー
炭水化物20g/100g 288kcal/100g
いずれも、非常食の備蓄に加えておき、賞味期限前に、消費し、新しいものに交換しておくと、万一の非常時も、栄養豊富で低糖質と、健康面での心配が軽減されそうですね。
もちろん、ミネラル水もお忘れなく!