犬のバベシア症はダニが媒介する怖い病気。その症状と予防法。

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犬のバベシア症

犬たち

犬のバベシア症はダニが媒介する怖い病気です。以前、発症は関西以西といわれていましたが、近年では全国に症例が散見されているようです。

獣医さんに聞きましたところ、我が家を含む周辺地域は、重度汚染地域だそうです。実際、過去に何度か発症させてしまっています。私が家を離れていた頃に2度(そのため、詳しくは知らなかったのですが)と、実家に戻ってから1度、リアルに体験しました。

1度目は、3月頃で、まだダニは出てこないと思っていた時期だったそうです。なんとなくいつもと比べ、寝床にいる時間が長くて、犬の体調が悪いのかなぁ?と、様子見をしていたけど、良くならず、病院へいってみたら、バベシア症と診断されました。高齢犬だったことも影響したのか、治療の甲斐なく旅立ってしまいました。

2度目も、同じように、まだ肌寒い春先だったそうです。元気がない様子と見たことがある症状に、ピンときて、すぐに病院に行き、その子は体力もあったのか、助かりました。

3度目は、10月下旬でした。すぐにピンときて、病院に行きました。治療は間に合ったようでしたが、回復直後に、副作用が出たようで、旅立ってしまいました。

犬のバベシア症の主な症状

貧血

元気がない・食欲がない

尿の色の変化(濃くなる)

発熱など

すべてが当てはまるとは限らないようです。
我が家の例では、他に、お腹が緩いなどの症状も見受けました。
なんとなくおかしいな?という時、歯茎やまぶたの内側を見て、いつもより白いと感じた時は、バベシア症の懸念があります。近年では回復例も増えているようですが、決して侮れない深刻な病気です。なので、少しでも心配な時は、一刻も早く獣医さんに見てもらって下さいね。

犬バベシア症の予防法

自宅で出来ることは、バベシア症の媒介となるダニを寄せ付けないことです。(駆虫)

どうして、何度も同じ目にあっているのに?と不審に思いますよね。ごもっともです。

普段すべてをすっかりお任せにしておきながら、3匹目の時には、悲しみのあまり、「なんで?」と、つい家族に言ってしまいました。

家族は、ダニを避ける薬が、犬の体に悪い気がして、出来るだけ使用頻度を減らしたいと思っていて、春から秋の温かいシーズンだけ、駆虫していたのです。

まだまだ寒い春先でも、すっかり冷え込む晩秋も、発症させてしまいました。ダニなどの生命力は強靭で、温暖化の影響もあり、真冬ですら安心できないとも言われています。

駆虫も犬の体に良くなさそうだけど、バベシア症のリスクとは、天秤にかけるまでもありません。駆虫は、必要悪と割り切り、今のメンバーたちには、自分で、ささっとしています。

お住いの地域が、汚染地区かどうかは、獣医さんが教えてくれると思います。たとえ汚染地区でなくとも、徐々に全国に広がってきているようですので、過去の我が家のような悲しいことにならないよう、十分に気をつけてあげてくださいね。

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