肉と思って食べるとまずい?しかし、謎ゆえに気になり、いつしか、魅了される・・。そして、噂になる?そんな日清カップヌードルの「謎肉」がついに、正体(原料)を発表しました! 謎が解明されてしまった「謎肉」、今後の行末はどうなるのでしょうか?
先ずは、事の顛末から。
2017年9月、カップヌードル46年目の告白ということで、名探偵コナンとコラボ。
黒い犯人の犯沢さん~謎肉の正体~編で、ついに暴かれる謎肉の正体!
謎肉の正体
ストーリーに登場する日清食品の宣伝部長さんのお話をかいつまむと、
謎肉謎肉と公式が乗っかりすぎて、もうバズらない、食品会社が賞味期限切れのネタを使う訳にはいかないということで、謎肉の正体をバラす。
ことにしたらしい。
で、謎肉の謎の正体は、「大豆」ということです。
そもそも、謎肉って何?というところから始めると・・・
謎肉とは?
「謎肉」は、カップヌードルに入っている具材のひとつで、正式名は「ダイスミンチ」。
その正体不明な存在により、2005年頃から一部のユーザーの間で使われ始めたネットスラングです。昨年2016年には、公式にもかかわらず、日清が商品名にまで使い始めました。
「謎肉」は肉や野菜などの素材をミンチ状にして、フリーズドライ加工したもので、現在チリトマトヌードルの「白い謎肉」と通常の「謎肉」の2種類が存在。
◆「謎肉」は豚肉ベース、「白い謎肉」は鶏肉ベースです。
引用元:公式ページ
こうしてあっさりと謎が判明しましたが、「知らずに食べていたなんて~!」という悲鳴が上がらないばかりか、食糧危機にも備えて作られた近未来ハイブリットミートだなんて、上手な戦略? 肉の代替に大豆というのは、まぁ想定内、ありがちですね。
TIPS
「カップヌードルビッグ」の10倍の謎肉がはいっていて、昨年の発売時には、一時的に販売休止になったほどの人気商品が新しくなって、9月18日発売開始した模様。今回は、「白い謎肉」も入って、2種類の謎肉が楽しめるそうです。
「カップヌードル ビッグ 帰ってきた謎肉祭W」
1食当たり エネルギー:499kcal、タンパク質:14.4g、脂質:23g、炭水化物:58.6g、塩分相当量:5.8g
さらに、10月4日には、「カップヌードル謎肉祭りの素」という謎肉部分だけ?が発売予定だそうです。カップヌードルに増量するのが、一般的なのかな?
あったかご飯にトッピングして「謎肉丼」にチャレンジしたい気もします。
謎肉の暗黒時代? カップヌードルから姿を消し、そして復活していた
2009年から2015年頃にかけて、「コロ・チャー」といわれるチャーシューのフリーズドライに切り替わり、カップヌードルに「謎肉」の姿が消えていた時期が6年ほどあったようです。(この期間中も「カップヌードルライト」「カップヌードルキング」「スープヌードル」「カレー味」などで「謎肉」が入っているものもありました。)
現在は、謎肉とコロチャーの両方が入っているらしい? カップ麺は滅多に食べないのですが、次回チェックしてみたいと思います。
ファンの方も多い「謎肉」、中には、自分で作ってみたという方の作り方レシピもお見受けしました。さくっと見ましたら、手間暇かかり、結構大変そうです。「謎肉」はカップヌードルの時のお楽しみって感じ、自分で調理するのなら、お肉はシンプルでいいかな?と思いました。
まとめ
「謎肉」は肉と大豆由来の原料に、野菜などを混ぜて味付けしたミンチ。
「謎肉」には、「謎肉」と「白い謎肉」の2種類が存在している。
「謎肉」:豚肉や野菜などの素材をミンチ状にして、フリーズドライ加工した具材
「白い謎肉」:鶏肉や野菜などの素材をミンチ状にして、フリーズドライ加工した具材
ロングランのカップヌードルも、謎肉が消えたり復活したりと、変化していることもあるのですね。そのうち、牛肉の謎肉「黒い謎肉」も出てきそうかも?
こうして、謎ではなくなってしまった「謎肉」、これからは正式名の「ダイスミンチ」?それでは面白くないし、「元謎肉」と言うべきでしょうか? と謎は残ります。