ジョン・F・ケネディ暗殺事件
1963年11月23日、第35代アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディが暗殺された事件については、真相が明らかにされないまま、すでに50年以上経過しています。
1992年に定められた法律では、ケネディ暗殺に関し中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)など、米政府機関が作成した非公開資料を25年以内に公開するよう義務付け、その期限が26日になっていました。
公開を唯一差し止められる立場の現アメリカ大統領トランプ氏が、25日ツイッターで以下のように発言し、27日、一部を残し、公開となりました。(詳細は後半にて)
The long anticipated release of the
#JFKFiles will take place tomorrow. So interesting!長い間、期待し予定されていたJFKファイルの公開は明日だ。とても興味深い!
当時のアメリカ大統領ケネディが、テキサス州ダラスで、射殺された事件は、アメリカ政府の公式見解では、ソ連に亡命経験のある元海兵隊員、リー・ハーベイ・オズワルドが、テキサス教科書倉庫ビル(TSBD)から狙撃した、単独犯行だったとされています。
ですが、移動中で警護のついた大統領、移動ルートを直前に変更しているにも関わらず、単独で?ビルから?とか、発砲が複数方面から?とか、事件直後に、狙撃犯とされたオズワルドを始め、事件後、関係者が多数なくなっている?とか、不審な点も多々あり、数々の陰謀論がくすぶっています。
そもそもの話では、公開はもっと先の2039年の予定でした。なぜ、公開が、当初予定より早くなったのか?については、1992年に後付けで制定された法律によるものですが、興味深い以下の事実が関与しています。
JFK暗殺文書の公開が目前に!
JFK暗殺の最後の非公開文章・機密解除が早くなったきっかけは、映画発祥の民意から
1991年のオリバー・ストーン監督の映画「JFK」で「米政府の陰謀による暗殺」として話題を集め、その翌年、連邦議会が事件の関連記録全てを25年以内に公開することを義務付ける法案が可決されました。
当時の父ブッシュ大統領が法律に署名したことで、当初予定の2039年から、22年も早まり、2017年となりました。
そう考えると、あきらめの境地で、何も言わないことは、もしかしたら間違いなのかもしれない、力なき民衆の声も、さらに拡散しやすい世の中になってきている今、もっと生きやすい世の中になるよう、発言していくべきかも?と、思えます。
さて、JFK暗殺文書の非公開部分は、生きている間に見ることはないと、思っていた人も多かった中、闇に葬られた事実が、ついに明るみにでるのでしょうか?
米国立公文書館によると、関連資料約500万ページのうち全面公開されているのは約88%で、約11%は部分的公開にとどまり、残り約1%の文書約3千件は完全に非公開としている。
上記のように、全体の中では、すでに公開されている部分が多く、残る12%の情報の中身が気になるところです。
米情報機関や法執行当局、米軍、米国の外交関係に悪影響を及ぼす可能性があると判断した文書は、公開を阻止することが出来る。
ということですが、今まで公開されなかった理由は、何でしょう?
27日追記:上記理由から、一部は半年の延期となってしまいました。その部分が気になるところです。さて、期間後、公開となるのか?どうか?経過を見守っていきたいです。
主な陰謀論の中からピックアップすると、
- キューバ革命により社会主義国になったキューバ政権の転覆を企んでいたCIA説
- 事件数日前に、ケネディ大統領から秘書に、副大統領を更送するつもりと伝えられたということからの副大統領説
- キューバ政府がカジノを閉鎖しようとしている中でカジノの存続を願うマフィア説
- JFKが、政府紙幣を発行しようとしたことによる既得権益者のFRB説(リンカーンも同様?)
- 国際的な観点からのソ連説
- それら利害が合致した複合説
大衆の見ている前での暗殺、当時の映像を見ると、今でもとても衝撃的です。どんな背景があるにせよ、暴力やごまかしは、なくなって欲しいものです。
専門家の予想では、1964年の調査委員会の結論を覆すような新事実が判明することはなさそうだということですが、そんなつまらない結果に終わらず、トランプ大統領がビックリマークを付けたように、仰天な暴露となって欲しいかな?と思います。
また、分かり次第、追記していきますね!
追記:27日に公開された内容は、後日、追記していきます。
アポロ計画とか、エリア51とか、911とか、金正男氏とか、パナマ文書の報道記者の事件など、の公開も、期待する声が、ネット民には見受けられます。
もし、真実が公開されたとしても、立場によって解釈も違ってくるし、それがどうこう言える立場でもないのだけれど、どう考えても違和感がある報道がまかり通るとすっきりしませんよね? ただ、真実を知りたい!
JFKファイルにもじって、JKファイルの公開を楽しみにしているネット民さんもちらほらw
それにしても、トランプ大統領、いろいろ驚かされます。So interesting!
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TIPS
これを機に、新たな映画や書籍が出てくるかも知れないですね。今までのものを見直しつつ、新たな作品を待ちたいと思います。ということで、主なものをいくつかピックアップ!
映画「JFK」
1991年のアメリカ映画。ケネディ大統領暗殺事件の捜査に執念を燃やす地方検事ジム・ギャリソン(ケビン・コスナー)を中心に描いた現代史ミステリー。大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判にいたる捜査を題材として描いている。
第64回アカデミー賞で撮影賞と編集賞を受賞した。
劇場公開版の時点で、上映時間3時間を超える大作だった。公開と同じ1991年、さらに長いディレクターズ・カット版(約206分)がビデオ発売された。
主として、リー・ハーヴェイ・オズワルド、CIA、マフィアや大物政治家がケネディ暗殺の犯人あるいは黒幕らしいとして語られるが、この映画は独自の説に基づいて展開されている。この独自の説の材料は1980年代に発表されていたものの、この映画により一躍知名度を高めた。
引用元:ウィキペディア
1962年のキューバ危機を題材にした映画「13デイズ」(楽天、アマゾン)
そういえば、トランプ大統領の就任演説の時のメラニア夫人の衣装、色やブランドこそちがっていましたが、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン夫人を彷彿させられましたね。