小麦粉もバターも使わずに、とろ~りヘルシーなポタージュスープ。
レンズ豆は、他の豆と異なり、事前に水戻しする必要がありません。思いついた時、あと一品欲しい時、即席でちゃちゃっと出来るのに、本格的なお味。
お手軽&栄養価が高いレンズ豆のポタージュスープと、そのレシピをご紹介します。
きっかけは、少し前、お手頃フレンチレストランで食べたレンズ豆のポタージュスープを、子のアレンが気に入った様子でしたので、家でも作ってみようと思いました。アレンは、マメ類は苦手なことが多いのですが、レンズマメは、クセが少なく、食べやすい豆だと思います。
「レンズ豆」自体、それまで知らなかったので、調べてみたら、栄養価が高いことと、水戻しをする必要がなく、調理が簡単だということが分かりました。
また、ポタージュだけど、バターと小麦粉、牛乳で、ホワイトソースを作ってとろみを付けるのではなく、豆をつぶすことで、とろみをだしています。
調理が簡単なだけでなく、小麦粉を使いたくない、バターを避けたい、などで、日頃、ポタージュスープを敬遠されている方にも、おすすめかな?と思います。
レンズ豆
豆の種類 | エネルギー | 水分 | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 |
kcl | g |
レンズまめ | 353 | 11.4 | 23.2 | 1.3 | 61.3 | 2.8 |
豆の種類 | 無機質(ミネラル) | 脂溶性ビタミン | |||||||
カリウム | カルシウム | マグネシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 | 銅 | E | K | |
mg | mg | μg |
レンズまめ | 1,000 | 58 | 100 | 440 | 9.40 | 5.10 | 0.96 | 0.8 | 14 |
引用元:(公財)日本豆類協会
上記のように、タンパク質と、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛と、日頃から摂取したいミネラルも豊富に含まれています。
レンズ豆は、レンテルとも言われるようです。近所のスーパーを探しても見つからなかったので、通販で購入しました。赤、茶、緑など何種類かがあります。
ポタージュにしたとき、口当たりが良いかと思って、皮を剥いた赤レンズ豆(レッドレンテル)を選びました。
レンズ豆のポタージュスープ
材料:レンズ豆 1/3~1/2カップ、玉ねぎ 半分、ブイヨンスープの素 1個、牛乳適宜、お好みでベーコン少々、塩少々
1.鍋にレンズ豆を入れ、軽く洗います。
2.玉ねぎをみじん切りにします。
3.レンズ豆の鍋に水3カップと玉ねぎ、ブイヨンを入れ、豆と玉ねぎが柔らかくなるまで煮ます(5-10分程度)。
4.材料が煮えたら、一旦、火からおろし、お好みの量の牛乳(1/2-1カップ)、塩を加え、粗熱が取れたら、ミキサーにかけます。
5.鍋に戻し、弱火で温めます。
完成!
今回は、メインディッシュがお肉で、そのお肉をグリルで焼いている時、ちょっと空いた時間で作ったスープなので、玉ねぎを炒めず、ベーコンも入れず、豆も、牛乳も少なめと、ライトな仕上げにしてみました。
ベーコン(1-2枚くらい)を刻んで入れると、コクと風味付けになります。
玉ねぎ(と、ベーコン)は、オイルで炒めてから鍋に入れると甘みが出ます。
レンズ豆の量を増やすと、もっとトロっとして、食べごたえが増します。
レンズ豆は、水戻し不要で、思い立ったらすぐに使えることと、煮るのに時間がかからないことで、あと一品、何か物足りないなという時に、便利に使えそうですね。
潰さなくても、柔らかく、クセが少ないので、普段のスープの具のレパートリーのひとつとして、もっと取り入れていきたいです。カレーに入れている方も多いみたいですよ。あと、ワンコの手作りフードを作る時、少し入れるのも良さそうです。