次回第5弾は、2017年11月26日(日) 19時54分~21時54分 テレビ東京系です。
【池の水ぜんぶ抜く大作戦】シリーズが好評!
テレ東の【池の水ぜんぶ抜く大作戦】シリーズが好評!
といっても、過去1-3弾は、見逃していました。次回は絶対に見るぞ!ということで、放映された第4弾。
追記:見ました! 千葉では、在来種のニホンイシガメが見つからなかったのは残念でしたが、芦田愛菜ちゃんが、泥に足をとられ、苦戦するも、巨大な貝や小さい魚に目を輝かす様子が良かったです!
また、カルガモが消えた別の池では、警察が出動するほどの“巨大ワニガメ”。保護施設に引き取られていきました。
番組の最後には、次回予告があり、すでにいくつかは、収録完了している様子です。次回はいつ頃でしょう? 1-4までを振り返り、考えてみます。
『緊急SOS!超巨大怪物が出た!出た!池の水ぜんぶ抜く大作戦4』
は、テレビ東京で、9月3日(日曜日)19:54~21:54の放送でした。主な内容は、
神奈川県座間市 立野台公園 突然カモが水の中に引き込まれ、そのまま浮かび上がってこなかったと視聴者からの投稿、得体のしれない生物の正体は? 東京千代田区、日比谷公園 雲形池 歴史的お宝? 里山 千葉市若葉区 泉自然公園 アカミミガメから準絶滅危惧種のニホンイシガメを救え!超巨大な貝 公式サイトより
さて、このシリーズについては、”池の水をぜんぶ抜く”をコンセプトに、今年の1月に放送して以来、放送ごとに反響を呼んでいるらしい。
池の水を抜いてみたら、何が出てくるのか?
想像力を掻き立てられる、興味深い企画です。いろんな魚、カメ、名を知らぬ不思議生物、巨大に成長した生物? 生きもの以外では、帰艦しなかったボクの潜水艦?お宝?ヤバいもの?などかな。思いを巡らせるだけでも、ワクワクしますね。
第4弾では、なんと、芦田愛菜さんが出演しました。ご本人が出演したいと逆オファー?だそうです。確かに、成績と好奇心って、正比例すると思います!こういう実体験を通じ、ますますいろんなことに見識が広まり、と、頼もしい限りですね。はねた泥が頬に付いたままの愛菜ちゃんが、これまた、かわいかった!
過去1-3シリーズでは、池に増えてしまった外来種を取り出し、在来種のみを戻す、というのがメインだったようです。タイトルに、全滅とか駆除とか、悲しい単語も見受け・・・最新の4弾ではこの言葉がタイトルから消えているので、外来種の観点も考慮されてきたのかな?と思いたい。
普段見ることが出来ない「池の中」の外来種と在来種の状況を、つぶさに知ることが出来るのは、楽しみではありますが、外来種といえども生き物。
なぜ、今、外来種が、その池にいるのか?を考えると、主な理由は、かつて養殖や放流されたとか、近年では、飼育者に放流されてしまったこと。
外来種は、自ずから出向いてくることは皆無に等しく、ほとんどは、人為的です。現地で捕獲され、生息地から離れた日本に輸送され、それだけでも充分過酷なのに、さらに、放棄されてしまった。そんな中、懸命に生きているだけなのに、と思えば、この番組を、ただ楽しく見る、ということは、出来ません。
もちろん、外来種によって、在来種の生態系が脅かされていることは、かなり深刻と思います。
MCのココリコ田中さんも、そういう観点から、「この番組の収録では、情緒不安定になる。」というような旨をおっしゃっているのが、救いです。
少し前、ワニガメやカミツキガメ、ニシキヘビなどの保護をしている「NPO法人 ワニガメ生態研究所」の所長さんが出演されている別の番組を見る機会がありました。その分野では知っている人が多いみたいです。
その方は、「ワニガメは何にも悪くない。売ったのも人間、買ったのも人間、捨てたのも人間。」とおっしゃっていたのが、心に響きました。
所長さんの手には、保護している生物に噛まれた深いキズ痕もありました。ワニガメ、ヘビ、ワニなどは、獰猛でもあるので、逃げ出さないようしっかりした設備を作り、維持管理し、膨大な量の飼料や光熱水道料を確保し続ける能力も必要です。
一見、強面のいかつい雰囲気の方ですが、おっしゃることや行動は、動物愛にあふれていて、心から尊敬しました。(NPO法人 ワニガメ生態研究所)
さて、池の水ぜんぶ抜くシリーズの1-3弾の内容を、上述の公式サイトから振り返り、概略をピックアップしてみます。
第1弾 緊急SOS危険生物から日本を守れ!池の水を全部抜いて全滅大作戦 1月15日
東京品川の歴史ある神社の池に謎の巨大生物
極地的に大量発生するアフリカツメガエル…和歌山県鳥の巣半島
岐阜県高山市美女ケ池 外来種の巨大魚、超危険な魚が大量に出現
静岡のある池に異常発生するカミツキガメの駆除
東京のある池で日本固有種ばかりの貴重な池を発見第2弾 緊急SOS!“池の水ぜんぶ抜いて”迷惑○○を全滅させよ! 4月23日
愛知県一宮市浅野公園 ミドリ亀の大群
横浜市戸塚谷矢部池 体長80センチを超える巨大生物
静岡県富士市沼川地区 カミツキガメ
品川区大井原の水神池 外来魚第3弾 池の水ぜんぶ抜く&駆除の達人 緊急SOS!ヤバイ現場に行ってみた! 6月25日
千葉・習志野市 市民の憩いの公園にある40年間掃除していない池 危険生物1500匹?!
静岡県伊東市で特定外来生物のハリネズミが大量に発生!
佐賀県鹿島市で個人所有の“畑の上”に5メートルの巨大岩が落下!超巨大岩石をぶっ壊す。
青森県つがる市の畑に突然、大きな穴が!隕石?
カメが多いようですね。巨大魚は、アリゲーターガーもいたようです?
過去シリーズも全部見たいです。再放送とか、ないかな?
「池の水ぜんぶ抜く大作戦」によって、より多くの人に、飼育生物を、池や川や戸外などに、遺棄することは、いけないことだという認識がさらに深まってくれることを、願いたいと思います。
飼育前に、生体の特性(特に、成長後のサイズと寿命)を正しく知り、一生涯、飼育し続けることができるかどうか?(販売店では、サイズは、小さめに教えてくれることが多いような気がする?)人の都合で、生体の自由を奪い、生命を預かるのですから、せめてそれくらいの覚悟は持ちたいものです。
な~んて、つい、小難しい方向に進んでしまいましたが、番組、とても楽しみです!
追記:こうして振り返ってみると、1月15日、4月23日、6月25日、9月3日と、2-4弾では約2カ月間隔。
また、第4弾は、シリーズ最高の平均視聴率だったということ(裏番組のNHK大河を抜いたそうです)、1回の放映分が4カ所として、その半分の2カ所は収録が終わっている模様?などから、次回は2カ月かからず放映されるのでは?と感じます。予想、10月中ごろ?→11月26日で決定!!
あ、そうそう、クサガメさんも、すごく昔(江戸時代頃)に、日本にきた外来種のようだと、近年判明してきた模様(番組でも言われていましたね)です。ほんの少し前まで、在来種扱いでした。
時代とともに、私たちの周辺に生息する生き物たちも変化しつつある。在来種と思っていたら、実は遠い昔は日本にいなかった外来種っていう生き物、他にもあるあるでしょうね。
外来種を含め、均衡を保っている池もありそうな気がします。池の水ぜんぶ抜いちゃって、在来種だけを戻したとして、その後、大丈夫なのかな?
我が家の庭の小さな池、だいぶ前、母が「池の水ぜんぶ抜く」をしてみたら、「泥の中から、もぞもぞと、凶暴そうな虫が出てきた!」「タガメ?」とか、騒いでいて(母は虫好きではないのに)、それなりに楽しそうでした。絶滅が危惧されるレッドリストに入っているタガメのはずがなく、トンボのヤゴでした。