【スマホ】がウイルス感染?警告!サイバー攻撃って何?症状と対策。

※ 当記事にはプロモーションが含まれています。

スマホがウイルスに感染?

スマホにウイルス?警告!

先般、アンドロイドのスマホの端末などが、乗っ取りサイバー攻撃に利用されたというニュースがありましたね。

スマホでは新手のウイルスによるものです。感染した数、なんと世界で約14万台、そのうち、日本は少なくとも226台とか!

今や、PCでは、すっかり聞き馴染みになってしまったウイルスですが、その勢いは、留まることを知らず、スマートフォンにも拡大、浸潤しつつある模様です。

冒頭の乗っ取りサイバー攻撃は、PCでは、今までも、時折、聞きましたが、スマホでは、2017年8月、世界で初めて確認されたのち、大規模になった模様です。

スマホのシェアが広がれば広がるほど、ハッカーの狙いもスマホに移行し、その手口も、巧妙になっていくのは、嫌なことではありますが、当然の流れでしょう。

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ウイルス検出!感染? 画面に警告がでた!

スマホやパソコンの操作中、「ウイルスが検出されました。」「ウイルスに感染しました。」「○件のウイルスが検出され、○○が感染、損傷しました。」というような警告メッセージが、急に出てきて、ドキッとしたことありませんか?

我が家でも、子が初めて遭遇した時は、不安そうな声で、私に電話してきました。慌てて自分で何かしたりせず、とりあえず電話してきたので、セーフ!

閲覧中に、警告画面が出てきたら、誰しも、慌ててしまうものです。

悪質なケースでは、警告メッセージに加え、バイブを振動させたり、音を鳴らして、より慌てさせたり、「ページを閉じないで下さい」というような文言まで出てくることもあるようです。

こうなると、さすがに冷静でいられる人は、少ないのではないでしょうか?

警告メッセージに隠された真の目的は?

驚かせ、心配させ、間髪をいれず、このままでは大変なことになると、恐怖と焦りを増長させ、思考停止させた勢いで「ウイルス削除の推奨アプリを無料でインストール」「今すぐダウンロード」などと、言葉巧みに煽り、アプリをインストール&起動させるのが、相手の策略なのです。

このパターンでは、主に、そのアプリをダウンロードさせることで、報酬(いわゆる紹介手数料)を稼ごうとするのが目的で、いわゆる詐欺広告です。たいていの場合、アプリは正当なもので、ウイルスとは関係ありません。

アプリのダウンロードの斡旋で、報酬を稼ぎたいなら、そのアプリの有用性や使い方などを説明・宣伝するのが、本筋です。

しかし、それより手っ取り早く、人を脅したり騙したりしてでも、稼ぎたいとなってしまった犯罪の一例です。

汚い手を使う犯罪者に狙われたというのは、気持ちの悪いものですが、仮に、ダウンロードしてしまったとしても、そのアプリに問題がなかったならば、実質の被害は、嫌な気分だけかも知れません。

アプリ提供側は、報酬や信頼面で、損失を被っていますが、私たちは、そのアプリをアンインストール(削除)すれば、終わりです。

ですが、時として、個人情報を抜き取られたり、誘導先のアプリをインストールすることで本当にウイルスに感染したり、他サイト攻撃に利用される、など、深刻な被害にあうことも、考えられます。

とても卑劣なやり方ですね。実に巧妙に考えているものだと、関心してしまいます。その能力や努力?を良い方向に活かせてないのがもったいない!なんてね。

まぁ、私たちは、そんな人たちの思うつぼにはまらないよう、注意したいですね。

事前に、ちらっとでも予備知識があれば、万一、困った事態に遭遇しても、あ、そういえば、なんか聞いたことあったような?って感じで、そこで立ち止まって、ちょっと調べてみようかな?と、余裕が産まれると思います。

では、まんまと騙されないよう、実際に警告メッセージが出た時はどうしたら良いのでしょうか?

警告メッセージが出た時の基本的な対処方法

警告メッセージが出ても、アプリをインストールしない。仮に、ウイルスをスキャンして診断しているように見えても、それもマヤカシの映像です。毅然とスルーしましょう。

この場合するべきことは、「ホームボタン」で警告の表示を消す。それだけです。

この時、「ホームボタン」ではなく、「戻るボタン」でも大丈夫なこともありますが、時おり「戻るボタン」では、別の広告がでたり、音やバイブなど、更に焦らせるような仕掛けになっている凝ったケースもでています。

なので、ホームボタンをタップしてください。

そして、心配な場合は、履歴とキャッシュを消しましょう。

この方法でダメなしつこいタイプなら、タブを全て閉じる。電源を切る。を試してください。

電源を切ると、ほぼほぼ何もなかったかのように、おさまると思います。そして、「履歴」と「キャッシュ」を消しましょう。

「履歴」と「キャッシュ」を消すのは、閲覧履歴データの消去のところから、閲覧履歴、Cookieとサイトデータ、キャッシュされた画像とファイルにチェックを入れ、消去します。(この際、ブラウザに記憶させていた ID、パスワードが消えるので、控えをお忘れなく!)

万一、この方法で、おさまらない時は、画面に出てきた警告メッセージの文言をそっくりそのまま検索してみて下さい。同じ状況にあった方の体験と解決策が見つかると思います。

◆ もし、あなたが、すでにセキュリティソフトを導入していた場合、その使っているセキュリティソフトが「ウイルスを検知しました」と表示した場合は、ホンモノのウイルスです。なので、ソフトに従い、対処しましょう。

感染していたら、どうなる? 確認方法と対策は?

アプリをダウンロードしただけでは済まず、運悪く、スマホがウイルスに感染してしまったら、具体的には、どんな症状がでるのでしょう?

現時点では、主に以下のようなものが挙げられてます。

  • 見覚えのない画像がはいっている。
  • 見覚えのないアプリがはいっている。
  • ロックを勝手に開けようとする。
  • 画面が勝手に動く。
  • カメラが勝手に起動する。
  • 知らない間に発信していた。
  • データ通信量が増えた。
  • データが消えている。

これらに心当たりがあれば、セキュリティソフトで診断したり、インストールしたアプリのレビューを探り、他の人はどうか?該当がないかどうか、調べてみましょう。

そして、疑わしい時は、今回、ダウンロードしたアプリをアンインストールします。その際、見覚えのないアプリ(別のアプリも一緒にインストールしている可能性があるため)も探して、アンインストールしましょう。

もし、アンインストール出来ない、改善されないという場合、最終的には、

  • セキュリティソフトで駆除
  • 端末の初期化

のいずれかが必要になると思います。初期化の前には、データのバックアップをお忘れなく!

乗っ取りサイバー攻撃って何?

乗っ取られると、気付かないうちに遠隔操作で企業などを標的にしたサイバー攻撃に加担してしまいます。攻撃された企業などは、業務に支障が出たりします。

冒頭の8月の件では、グーグルの公式サイト Google Playを通じて配布されたアプリ(動画再生アプリ、着メロ編集アプリ、ファイルマネージャーアプリなど)300本に、不平なプログラム(マルウェアのWireX )が仕込まれていたということです。

スリープ状態で充電中のスマホ端末からも、サイバー攻撃を続けているものも、確認されたらしく・・・。

中には、スマホをロックして身代金を要求するランサムウェアとして動作するものも報告されたそうです。

例え、公式サイトを通じていても、安心出来ないということですね。

Google Playでは、該当のアプリ300本はすでに削除されています。

けれど、私たちの問題としては、発覚前に、Google Playからインストールしたアプリが、果たして、大丈夫なのかどうか?が、分からないと、不安ですよね?

(メッセージングサービスとして提供されていた「soniac」「hulk messenger」「troy chat」は、該当しているそうです。)

Google Playは、ニュース時点では、「インストール済みのアプリにも、削除するアクションを起こしているが、すでに、拡散しているため、時間がかかる。」ということでした。

私たちが判別する方法の1つとして、使っているアプリが、今もGoogle Playで配布されているかどうか? があります。

発覚前、Google Playにあったものが、今、なくなっているとしたら、今回の問題で削除対象になった懸念があるように考えられます。

もし、何の異常もなく、スマホを使えているなら、Google Playのアクションを待てばよいかと思います。

ですが、何か気になる症状があれば、今回のウイルスは、アンチウイルスソフトなどで駆除可能ということなので、そちらを利用すると安心ですね。

アプリ インストール後の怪しい兆候

アプリをインストールした後、登録されたアイコンをタップして、起動すると、デバイス管理者権限が要求された経験はありますか?

デバイス管理者権限は、通常のアプリやゲームで使用されるものではありません。セキュリティ製品以外で、デバイス管理者権限が要求された時は、注意して下さい。

これからの予防策

警告メッセージが出たという報告があったものには、以下のようなサイトを見ました。日常的に使うサイトも含まれていますね。

  • Togetterのサイト(Twitterのツイートを好みにカスタマイズ)
  • Ask.fmのアプリ(Q&Aサービス)
  • YahooやLINEなど各種ニュースサイト

そして、上述のように、公式サイトですら、ウイルス感染が発生している状況から、

  • アプリのインストールは慎重に。
  • 怪しいものには手を出さない。

アプリのインストールは、ウイルス感染のリスクが伴います。事前に、ユーザーレビューに目を通し、中でも、評価が低いものを注目して見るようにしましょう。

高評価にはステマが含まれていることがあります。レビューが乏しい、アプリの説明が薄い場合も要注意です。

その他

  • 怪しいメールは開かない。
  • 怪しいサイトは見ない。

も、基本ですね。

怪しいサイトやメール、警告メッセージには、海外からの仕掛けも多いので、落ち着いて良く見ると、漢字や書体がちょっと変だったり、意味不明な日本語が含まれていることもあります。

  • バッテリーがウイルスに感染(なぜバッテリーが?)
  • このまま放置するとデータが死にます。(えぇっ?)

ミギーには、facebookならぬ、facedookからメールが届いたこともあります(笑)

この際、スマホにも、ウイルス対策のセキュリティアプリを入れておいたほうが安心かも知れませんね。

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