「けものフレンズ」で知られるたつき監督の新作アニメ「ケムリクサ」がTVアニメに!
2017年に社会的ブームになるほど大ヒットした、3DCGアニメーション作品「けものフレンズ」。
その「けもフレ」を制作した「ヤオヨロズ」と「たつき監督」による新作アニメ「ケムリクサ」のTVアニメ化が決定したそうです。
先ずはご本人のツイートをご紹介!
ということでケムリクサTVアニメ、やらせていただきます!きばりますー!#ケムリクサ pic.twitter.com/FSdgeHQGGO
— たつき/irodori (@irodori7) 2018年2月11日
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たつき監督の「ケムリクサ」がTVアニメに!
「ケムリクサ」は、たつき監督が主宰する自主制作アニメーション集団「irodori」が、2010年から2012年にかけて公開したオリジナルアニメで、「第24回CGアニメコンテスト」 の作品賞を受賞しています。こちらを元に、TVアニメ化となるようです。
2017年末のコミックマーケットの「irodori」出品ブースで、「ケムリクサ」の主人公・凛と思われる女性の後ろ姿が描かれたモノクロアートのチラシが配布され、
そのチラシの下端に「TVアニメ 始」と書かれていたのが、ファンの間で話題になっていました。
そして、2018年2月11日、新宿アルタシアターで開催されたヤオヨロズのトークイベント。
伊佐佳久作画監督、白水優子美術監督、福原慶匡アニメーションプロデューサーとともに登壇した、たつき監督は、「お伝えしたとおり、ケムリクサをやっていきたく思っております。よろしくお願いします」、福原慶匡プロデューサーは、「お待たせしました! ヤオヨロズ新作アニメです。今後とも応援よろしくお願いします」と、コメントしていました。
同日、たつき監督の上記のツイート。
去年、たつき監督のケモフレ途中降板でがっかりしていたフレンズたちも、ようやく、思う存分、たつき監督の世界が堪能出来そうですね!
そんな期待度マックスの「ケムリクサ」はどんな作品なのでしょうか?楽しみですね。
元のアニメの設定や内容をご紹介したいと思います。
「ケムリクサ」はどんな作品?
「ポスト・アポカリプス」と呼ばれる、終末を舞台にした作品です。人類文明が終わりを迎えた後の世界を舞台にしていて、「けものフレンズ」と似たジャンルとも考えられます。
赤い霧に包まれた世界で、「虫」と呼ばれる異形と戦う少女たちを描いたSFアクションです。
ものがたり
ずっと昔、さいしょのひとが船に乗ってこの星に不時着したとき
船の外は紅霧に汚染され外に出られませんでした。
さいしょのひとはこの星で生きていく為に、
ピンクの液体(名称不明。後に鳴も使用)を使い自分を7分割し、
それぞれに特化させた能力をもたせました。そのうちの一人は脳を特化させ、
さいしょの人の記憶と情報を引き継ぎましたが、
分割の直後に自ら紅霧に飛び込み死んでしまいます。
残った6人は手探りで生活をはじめました。近くに生えていた樹のまわりは紅霧の濃度が低いこと、
紅霧のなかには虫が出ること、虫には樹から取れる葉が有効なこと、
色々なことを時には命がけで学んでいきました
それぞれ名前もつけ、互いに識別しやすいように髪を結わえました。それから2000年ほどの月日が流れました。
引用元:pixiv
2010-2012年のオリジナルアニメは、youtubeとニコニコ動画で公開されていて、現在(2018年2月時点)も、視聴できます。
登場人物
- 凛(りん) 星に不時着した「さいしょのひと」から生まれた「七姉妹」の一人。 長いマフラーとライダー風の黒いスーツ姿が特徴の毛先が上向きのポニーテールの少女。常人離れした身体能力を持ち、虫たちとの戦いでは、接近戦で体術を、遠距離からは、虫の弱点である「ケムリクサ」による間接攻撃を行う。
- 律(りつ) 七姉妹の一人。セミロングヘアーと猫耳・しっぽが特徴の少女。村にある「木」の管理と防衛、凛の使うケムリクサを生成する役目を担う。おっとりとした喋り口調で、語尾に「~にゃ」と付ける癖がある。
- 鳴(りな)/りなちゃんズ 七姉妹の一人。ツインテールにメイド風の衣装が特徴の少女。とある経緯から7人に分身したが、内2人が虫との戦いで死亡(その一人である「りなこ」は物語冒頭にて死亡)しており、現在は「りないち」「りなじ」「りなぞう」「りなし」「りなむ」の5人。語尾に「~なっ」を付ける独特の喋り方で、凛のことを「ねーねー」、律のことを「りつねえ」と呼んでいる。
- わかば 人間の男性。村の中腹にあるダム型の溜池から浮上した記憶喪失の謎の人物。「でら」「めっさ」など独特の方言を使う。
- 陸(りく) 七姉妹の一人。凛、律、鳴の姉。独特な三つ編みを結った個性的な髪型とギザ歯が特徴。一人称が「おれ」など、男性的な言動の姉御肌。以前、凛と「壁」の外側に遠征したが、その経緯で死亡したらしく、本編では主に凛たちの回想で登場する。
凛たちは、荒廃した世界で、限られた貴重な資源の水を奪う虫と対峙しています。
「ケムリクサ」を吸うと、拳にエネルギーを溜まってパンチの威力が増したり、ケムリクサを口から飛ばして虫を撃ち落としたり、ケムリクサを伸ばしてレーザーカッターのように切断したりと、虫との戦いには、タバコのような武器「ケムリクサ」が使われています。
終末もののSFアクションなれど、律おねえさんは、ネコ耳+しっぽ+おっとり口調で「○○にゃー」、りなちゃんずはメイド服で幼く明るいと、萌え要素も満載!?
親しみやすい手描きを意識したトゥーンレンダリングの3DCGで描かれているのも特徴的です。
「ケムリクサ」の気になる謎
- りなが分裂して7人になったのはなぜ?
- 記憶喪失の男性・わかばは、どこからどうやって来たの?何者?
- そもそもの7人って、凛、律、鳴、陸以外の3人はどうなってるの?
など、いろいろ気になってしまいます。
壮大な設定を、あえて解説せず、行間から匂わせる作風で、いろんな想像力を掻き立てられますね。
「ケムリクサ」TVアニメの放送日とキャストは?
放送日やキャストについては、2月13日時点ではまだ発表されていない模様です。
3月24日、25日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2018」1日目の「BSフジpresents アニメギルド2018放送作品発表スペシャルステージ」でも情報が公開されるということですので、その時に発表されるかも知れませんね。
何か分かりましたら、こちらに追記していきたいと思います。
これより~第四期~壁越えに入るにゃ~
村はいつでも転送で戻るといいにゃ~
ね~ね~
良い響きw。とても楽しみです!