救急の動物病院、まさかの休日に困らないよう見つけておこう。

※ 当記事にはプロモーションが含まれています。

トイプードルのジェシィが、生後2か月・手のひらサイズで、ミギー家に来たのは、2010年の年末でした。

その2週間ほど前、同じように2か月のエリーを、お迎えしていたのですが、もともと、多頭飼育をしたかったので、しばらく、エリーの様子を見て、安心し、同じブリーダーさんに、お願いしたのです。

以前の多頭飼育の経験から、犬種による体格が違いすぎたら、小さい犬が常に心配。年齢差があると、先住犬が高齢になった時、体力差がでてかわいそう。相性が良くないと、犬同士で、結構喧嘩する。というのがあり、できるだけ早く、幼いころから、一緒に育て、なじませたかったのです。

ですが、犬の世界も厳しくて、ほんの2週間だけの先住犬エリーが、そのわずかの期間に、環境に馴染み、倍ほどに成長し、走り回れるほどの運動能力を備え、圧倒的に優位。

新入りのジェシィは、よちよち歩きで、始終、気後れしている様子。

あとから 分かったのですが、もともとの性格も、エリーは負けん気・独占欲が強く、ジェシィはおっとりで怖がりさんです。

そんなこんなで、寒い季節の長距離移動と、新しい過酷な環境のストレスで、到着数日で、

「ジェシィ、お腹の調子、少し悪いかな?」

くらいの軽度の不調症状が見受けられ、様子見をしていました。

落ち着くにつれ、回復すると思っていたのですが、大晦日、お節の用意や掃除など、深夜までの物音がいけなかったのか、なんと、お正月、食欲もなく、まさかの、うずくまってしまうような緊迫した状況になっています。

2か月の月齢で、この状況。

小さい生き物は、悪くなる時は急で、命に関わることも 稀ではありません。

「どうしよう・・・」

目の前の愛くるしい小さい命の危機に、もう、お正月どころではありません。

以前、お世話になっていた動物病院は、もちろんお休みだし、車で1時間ほどの救急動物病院は、数年前になくなったらしいし、無駄な抗いと分かっていても、タウンページを見て、何件にも電話しました。

中には、留守番電話に、メッセージを録音できるところが、数件ありました。

「もしかしたら、メッセージを聞いて、かけ返してくれるかも?」
という、かすかな期待と、

「メッセージを聞いてくれるのは、休み明けだよね?」

「そもそも、お正月に、診療してくれるところなどないよね?」
という絶望の気持ち、

「よりによって、お正月にこんなことになるなんて」
とか、

「年末、病院に行っておけばよかった」
という反省とか、

いろんな考えが頭をめぐる中、具合の悪いジェシィを見て、
「どうしよう・・・?」
と、焦るばかりでした。

そんな時、なんと、1件の動物病院が連絡をくれ、事情を説明すると、やはり、幼犬なので、事態は深刻ということで、診て下さることになりました。

いそいそと連れて行き、即入院。

その後、長くかかりましたが、元気な姿で、退院できました。

まさに、命を救って頂きました。

入院中、何度か面会に行ってたのですが、退院時には、

「え、別犬?」

というくらい成長し、今では、エリーより、大きくなりました。

お正月に、初診を快く受け入れて下さった時点で、頭が下がる思いですが、その後も、何かあった時には、時間外といえど、状況を聞き、必要な場合、都合がつくかぎり、対応していただけ、とても有難く、心強いことです。

とはいえ、時間外が頻繁になっては、いけませんので、極力、通常の診療時間だけで足りるよう、日ごろの体調管理に、配慮したいものです。

反省&ポイント

生き物は、お迎え直後、環境の変化で、体調を崩しやすい。

なので、お迎えの日は、動物病院・獣医さんが、長期休診になる時期(GW、お盆、年末年始など)と重ならないよう、考慮しておく方が良い。

長期休暇前の体調不良は、念の為、診てもらい、薬を確保しておきたい。

急な時、診てもらえる病院が近くにないかどうか、調べておくと安心。口コミも参考になりますね。

「おかげさまで、立派な成犬になれましたワン。」

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク