カカオニブ
カカオ豆を発酵、焙煎、乾燥させてから、殻を取り除き、砕いてフレーク状にしたもの。まさしく、カカオ100%、チョコレートの原料です。
栄養成分は、パッケージによると 100gあたり
熱量632kcal、タンパク質12.4g、脂質51.6g、炭水化物29.4g(糖質1.5g、食物繊維23.4g)食塩相当量0.15g です。
カカオの歴史は古く、紀元前からメソアメリカで栽培されていました。
アメリカ先住民族は、カカオをすり潰し、バニラや唐辛子などを混ぜた液体を、嗜好品、薬用、強壮に飲用していたそうです。
その後、15-16世紀に、ヨーロッパにも伝播し、チョコレートドリンクとして、近世王侯貴族たちをはじめ、徐々に庶民にも広まっていきました。
滋養強壮に良いカカオ。その苦味と酸味をカバーし、いかに美味しくするか?
長い歴史の中で、バンホーテン創業者や、キャドバリー兄弟、ネスレ創業者、リンツ氏など、数多の人々の情熱と技術革新によって、現在の美味しいチョコレートが出来たようです。
美味しさを追求する中、砂糖や粉乳、香料などが添加されるようになったチョコレート。健康第一なら、何も添加されていない、高カカオチョコレートやカカオニブ。その時々の気分や目的で、使い分けしたら良さそうですね。
最近 食べ始めた「チョコレート効果95」も、すでに数箱クリアーして、カカオの効果効能に興味があるミギー。物は試しで、カカオニブを買ってみました。
オーガニック ローカカオニブ
たまたま見つけ、レビューも良さそうでポチったのが、オーガニック、ローカカオニブ。ローは、非加熱という意味で、熱に弱い成分が、加熱で損なわれることなく、保たれているそうです。
さて、気になるそのお味は? まずい? チョコレート効果95と食べくらべてみました。
左:チョコレート効果95,右:カカオニブ
色は、チョコレート効果95の方が、濃い色です。カカオニブは、若干酸っぱい香りがします。
早速、食べてみました。「違う!」
チョコレート効果95で高カカオに慣れてきたつもりだったのですが、想像とは違う味です。
ほんの少しの酸味に、違和感! さくさくした食感。苦味は、「チョコレート効果95」より、かなりマイルド。チョコレート効果で鍛えた後なので、あまり苦く感じません。
始めの数回は、「この酸味がちょっと苦手かも・・・?」と思っていました。
ですが、その後、慣れてきました。後味が爽やかで、癖になる味かも分かりません。
「チョコレート効果」なら、開封すると、少なくとも、1枚か、半カケラを食べることになり、たまに、満腹だったりで、躊躇する時もあります。
ですが、「カカオニブ」は、もっと小さいチップなので、ほんの少しだけ、気軽に食べることが出来ます。
こちらも、一般的なチョコレートとは全く違うもの、さらに、高カカオチョコレートとも違う物と思って食べたほうが良さそうです。
普通のチョコレートより、香り高いので、アレンジ次第で、高級食材に変身しそうな予感がします。
やはり、甘いものとの組み合わせは相性が良さそうです。シリアルに混ぜたり、アイスクリームのトッピングなどで、試してみたいと思います。
カカオニブの味は、カカオの種類によって違いがあるようです。
・果実が黄色いフォラステロ種は苦みが強く、刺激的なフレーバー。
・果実が赤や黄色のクリオロ種は、ナッツのような香りを持ち、マイルドな味わいです。
・フォラステロ種とクリオロ種を交配したハイブリッド種のトリニタリオ種は、その中間の風味を持っています。
今回の商品は、3種類のブレンドですが、70%がクリオロ種と、マイルド系だったようです。買ったのはこちら
<送料無料>【有機JAS】オーガニックローカカオニブ 200g (非加熱)
違う商品で、強烈なインパクト、苦味が強いというレビューに、躊躇していたら、あっという間に売り切れてしまった以下のもの。こちらは、フォラステロ種かな? 皮をむいてナッツのように食べるそうです。ワイルド~! 機会があれば、試してみたいような、怖いような?
カカオニブ、売り切れも頻発しているようですね。
販売中は以下をご覧下さい。少量のものもあるようです。
楽天市場で販売中のカカオニブはこちら
アマゾンで販売中のカカオニブ(オーガニック)はこちら
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