マツコの知らない世界
2017年12月19日(火)よる8時57分から TBS
「マツコの知らない世界」、毎回、その道のディープな専門家を招いて、その方の深く広い知識の中から、厳選されたおすすめの紹介と、マツコさんの軽妙なトークが、とても興味深く、良く見ています。
今回12月19日放送分では、「マツコの知らない名建築宿の世界」ということで、500軒以上の名建築宿を泊まり歩いた稲葉なおとさんが、語ってくれました。
500軒以上もの名建築宿に泊まり歩ける 稲葉なおとさんってどんな方?番組で紹介された、稲葉なおとさんのおすすめ名建築宿はどこ?その名建築宿の詳細は?と、気になりましたので、調べてみました。時には、素敵な宿でまったり癒されたい~!ですよね?
マツコの知らない名建築宿の世界 by 稲葉なおと
宿そのものが24時間鑑賞できる観光地!
これまで500軒以上の名建築宿を泊まり歩いた男・稲葉なおとさんが厳選した名建築宿の魅力を語る!
1度は泊まりたい極上の宿から超激安宿、絶景温泉まで、建築好きのマツコも驚く名建築宿が続々登場!
ということで、俄然、旅に出たくなります。ゆっくり滞在出来たら、尚、嬉しいです。マツコさん、建築にも興味あるのですね?稲葉さんは、一見、お洒落でクールなタイプにお見受けしますが、熱いトークが繰り広げられるのでしょうか?ん?名建築に、激安宿も登場するの?
稲葉なおとさんのプロフィール
先ずは、この「稲葉なおと」さんについて、調べてみました。すると、ウィキペディアに掲載されていました。それによれば、日本の紀行作家、一級建築士となっています。
- 東京都立立川高等学校を卒業。東京工業大学工学部建築学科を卒業。
- 1995年、「マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード」受賞。
- 1998年、自らの海外でのホテル宿泊体験をつづった写真付きの短篇旅行記集『まだ見ぬホテルへ』を刊行。この本が紀行作家としてのデビュー作となる。
- 2000年に刊行した、自ら執筆のイラストを添えた長篇旅行記『遠い宮殿—幻のホテルへ』で2001年、JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。以後、建築の専門家ならではの視点で選んだ国内外の名建築のホテル、旅館を題材に旅行記と写真を発表し続ける。
(詳細はウィキペディアで)
いとこにロックユニット「B’z(ビーズ)」のヴォーカルである稲葉浩志さん、中学校時代のバンド仲間に作曲家の佐橋俊彦さんと、交友関係も華々しいようです。音楽にも才能が?
ご本人の公式サイトも出てきました。 https://www.naotoinaba.com/
公式サイトには、おすすめの宿の国内、海外の動画や、名建築の写真、おすすめの船旅などもアップされているようです。
さて、話を戻して、今回の「マツコの知らない名建築宿の世界」で、稲葉なおとさんが語る、名建築宿とは、「宿そのものが24時間鑑賞できる観光地」だそうです。
建築好きのマツコさんも驚く名建築宿が続々登場!で紹介された名建築宿をご紹介します。
ララ御殿場(LaLa GOTENBA)ホテル&リゾート
住所:静岡県御殿場市深沢2571
アクセス:御殿場駅より小田急箱根高速バス又は車で約10分
特徴:富士山とのコラボが日本一美しい!霊峰富士の全景を一望、名匠のフレンチと天然温泉でゆったりとリゾートライフ
豊かな自然、間近に富士山という絶好の立地にそびえたっています。館内には、オートテニス、卓球、スカッシュなどのスポーツ施設もあり、リフレッシュに最適ですね。
ロビーやレストラン、露天風呂からも、富士山が目の前に見えるようです。
天気が悪いと富士山が見えない、ゆえに、印象は、天候に左右されてしまう部分が大きいかも?という気もします。お食事は、フレンチのようですが、富士山を眺めながらの朝食、すごく憧れます。富士山をバックにしたホテル内での写真スポットを教えてもらったというレビューも拝見しましたので、インスタにも良さそう?
近くに、御殿場プレミアム・アウトレットや富士サファリパーク、ゴルフ場などもあり、車でいくのが便利そうです。
稲葉さんは、チェックイン前にロビーを1時間ほど鑑賞。チェックインの際には、部屋はできるだけ自分の目で見てチョイス。こちらでは、バーに出来るだけ近い方が窓からのフレーム的には美しいと、お部屋のチェンジ!
お部屋に入ると、建築家が置いたものではないものは、できるだけ片付け、館内巡りで、もくもくと写真を撮るw。
部屋に戻り、写真を撮り続け、日没後、翌日の日の出前のベストな写真を撮るため、前日に下見。日の出の20分前が最高ということでした。お写真、きれいでしたね。でも、とても、忙しそうw
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巨匠の建築家の名建築宿 世界が認める天才建築家・安藤忠雄さんの建築として、 瀬戸内のベネッセハウス ウェスティンホテル淡路の名が挙がっていました。そして、安藤忠雄さんの建築のもう一軒として、紹介されたのは、
淡路島 TOTOシーウィンド淡路
住所:兵庫県淡路市里海平573
アクセス:津名港より車で約15分
特徴:山の傾斜地、緑に囲まれた巨大コンクリート造りがひときわ印象的。
大阪湾に面した100mの高低差、約45度の立地に設立されています。目の前は180度開けた海。背後は緑に囲まれたロケーション。海しか見えないプールや、海に浸かっているような浴槽など、あらゆる場所で海を感じ、自然との一体感が楽しめるということです。
近くには淡路ファームパークなどもあり、お子さま連れにもよさそうです。淡路島といえば、魚介がおいしいイメージですが、淡路牛もあるみたいですね。夏に行きたいホテルかな?
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そして、もう一人の巨匠、日本建築界の異才、村野藤吾さんの建築では、
グランドプリンスホテル新高輪の名が挙がっていました。
村野さんの美しい建築様式は、亡くなって30年以上経た今も多くの人を魅了し続けているそうです。
稲葉さんは、村野さんが大好きで、村野建築を見たくて、日本中を旅したとおっしゃるほど。マツコさんも大ファンなのだそうです。近年は、老朽化など維持の難しさから壊される建物も多い中、現存する最高傑作!として、ウェスティン都ホテル京都が紹介されました。
ウェスティン都ホテル京都
住所:京都府京都市東山区粟田口華頂町1
アクセス:地下鉄東西線蹴上駅から徒歩2分 / 京都駅八条口より無料送迎バスあり / ホテルから南禅寺まで徒歩7分
特徴:古都・京都の街並みを望む東山の高台に佇む、泊まれる美術館。
稲葉さんが、先ず向かったのは、西館・吹き抜けの廊下でした。ライトと一緒にらせん階段を見るのがおすすめ。さらに、宴会場・山城では、天井に隠された模様、光の真下に立って見上げると、桔梗の花びらが描かれている!
さらに、稲葉さん一番のおすすめは、和室別館・佳水園。村野藤吾の建築が当時のまま残されていて、茶室を取り入れた数寄屋造りの戦後の傑作と言われています
目に飛び込んでくる障子の細工の難しさ。村野建築の最高傑作と言われている、佳水園の屋根群は、極力薄く設計され、カミソリのようにシャープで、必見。外国人の方にも人気で10泊とか長期滞在もするそうです。
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一度は泊まって欲しい名建築宿ベスト3
秋吉台国際芸術村
住所:山口県美祢市秋芳町秋吉50番地
アクセス:中国自動車道美祢東料金所経由 小郡萩道路秋吉台I.C.から車で約5分
特徴:3億年という永い年月によって形作られた国定公園「秋吉台」の麓、その豊かな自然のなかに、国内外の芸術家の表現創造活動の拠点として、1998年8月にオープン。
磯崎新さんの建築で、世界に開かれた「芸術文化の創造と発信」の場として、音楽、美術、ダンス、演劇など幅広い芸術文化活動に対応できる滞在型芸術文化施設。旅行というよりは、サークル活動に参加みたいな感じかな?予約方法もPDFをダウンロードして云々と、独特な感じです。詳しくはリンク先をご覧くださいね。
素泊まりは、1人で宿泊3,080円、2人で宿泊だと1人2,050円、3人で宿泊はなんと1人1,440円と、超激安!マツコさん、「何やってんだ山口県はホントに!」と驚愕の様子でしたね。
秋吉台国際芸術村 宿泊についてはこちら
秋吉台国際芸術村へのアクセスマップ
十和田八幡平国立公園 十和田ホテル
住所:秋田県鹿角郡小坂町十和田湖鉛山
アクセス:東北道十和田ICから車で約50分 バス停:休屋からの無料送迎は予約制
特徴:国登録有形文化材「秋田杉の館」と神秘の湖。日本三大美林の天然秋田杉を巧みに配した木造三階建て。
宮大工80名を集め、技術を競わせたため、各部屋の床の間、天井、格子戸などの意匠も一つ一つ異なっています。特別名勝の十和田湖、奥入瀬渓谷、八甲田山と壮大な自然が楽しめそう。冬場は休館する模様です。
必見ポイントは、秋田杉の吹き抜けロビー、11月から4月までクローズ
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最後にもう一軒。稲葉さんが、もう一度、生涯に一軒だけ泊まるとしたらココ、と絶賛の宿!最後の晩餐、宿泊編ですね。それは、佐賀県の大正屋でした。
嬉野温泉 大正屋
住所:佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2276-1
アクセス:JR武雄温泉駅よりバス約25分、九州長崎自動車道 嬉野ICより約10分
特徴:嬉野温泉の中心に位置する老舗の宿、自家源泉のとろとろなめらか湯、日常の喧騒を忘れ去る洗練された和空間。
ミシュランガイド 福岡・佐賀特別版で「最上級の快適」との評価だそうです。
予告映像で登場していた こちらのお部屋は「離れ客室」の“水晶の間”のようです。老舗旅館で、広い温泉と、懐石料理がおいしそうな和の趣ですが、エステもあるようです。
設計は、皇居新宮殿の基本設計をした昭和の名建築家・吉村順三さん。
中継された必見ポイントは、全てを計算しつくした浴場・滝の湯。ガラスの向こうに滝と池。そこには鯉。池と水面が一緒の浴場w。ちょっとドキドキします。
こういう昔ながらの和室って、なぜか、すごく落ち着きますね。嬉野温泉といえば、なんとなく昔のイメージはおじさまの行くところ、みたいな気がして(個人的感想)、行ったことがなかったのですが、行ってみたくなりました。私としては、一品一品にこだわりが感じられるお料理に、特に注目w
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他にも番組中に登場したのが、皆生温泉 東光園。
皆生温泉 東光園
住所:鳥取県米子市皆生温泉3-17-7
アクセス:米子駅から車で約15分
特徴:昭和39年に、日本を代表する建築家「菊竹清訓」氏により設計された、東光園の本館「天台」が国の登録有形文化財に登録されると、文化庁より発表されたということです。
マツコさんが「これすごいわ」と予告映像で発言していましたね。この天台は、出雲大社をモチーフにデザインされていて、巨大な梁で上層階を吊る大胆な工法。鳥居の建築法を用いた独創的デザインがこの建物の随所に見られ、世界的にこれが初にして最後と言われる建築様式(二段ピロティー形式)だそうです。天台には、海風が吹き抜ける空中庭園も!
また、 彫刻家・流政之氏の作庭による、「天台の庭」「風の庭」「捨ての庭」「里の庭」「郭の庭」「雲の庭」「染めの庭」の東光園七庭の日本庭園が、四季によって表情を変える姿も圧巻。
そして、こちらも激安。タイムセールで、一泊朝食付きが、4000円台で出てきます。
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皆生温泉 東光園への アクセスマップ
稲葉さんの名建築宿の楽しみ方は、すごいこだわりが詰まったものでしたね。宿の細部まで行き届いたこだわりを教えてくれて、自分では気づけないところが満載でした。一部屋違えば全然違う!も、知っている人のみぞ知る!って感じで、良かったです!
どちらも魅力的でしたが、先ずは、佐賀県の大正屋さんに行ってみたい!です。
稲葉なおとさんの著書
たくさん、ご著書があるようですが、売り切れも多い模様です。本で見ると、なおとさんのお名前が、“尚登”と記されています。本名は、稲葉尚登さんなのかな?
中には、“モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」をつかみやすい”というものもありました。
新聞の折り込みチラシや物件のホームページをチェックした時点で、物件選びの視点が変わってくる、モデルルームを訪ねた際に、担当者に質問する内容や要求が変わってくるという、この本、マンションを検討している人には、プロからの視点が、参考になるかも知れませんね。
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