カブトムシ40匹!
5年ほど累代飼育しているカブトムシたちが、6-7月に、成虫になりました。総勢約40匹。オス、メス、ちょうど半々くらい。毎夜、ケース内でガサガサ、ブンブン賑やかです。
カブトムシは大食漢です。特に、サナギから成虫になり、活動を開始したばかりの若い頃は、昆虫ゼリーを1日に、1~2個くらい食べます。徐々に食べる量は、減ってきますが、エサ切れにならないよう、毎日補充が必要です。
今年は、増えすぎ対策で、オスとメスは、飼育ケースを分けています。
オス棟:昆虫マットが、エサや尿などで、べちゃべちゃになってきています。
メス棟:メスの方が、上手にゼリーを完食しています。
っていうか、エサ足りてないみたいです(汗)
ということで、毎夜、こんな風に、昆虫ゼリーが空っぽ、または、ひっくり返っているので、補充に奮闘しています。
約40匹に、理想的な環境を用意&管理することができず、カブちゃんたちに、申し訳ないのですが、手持ちの飼育ケースを総動員して、割り振って、ゴチャッと、ぎゅうぎゅう詰めです。
足場や止まり木、エサ置きなども、本当ならあった方が良いのですが・・・
ひとつの飼育ケース内に、オスが複数になると、ケンカなども発生し、寿命が短くなってしまいます。メス同志でも過密は落ち着かないみたいです。
通称、虫部屋の床に並んだ飼育ケースは、こんな感じです。
飼育ケース、特大3個、大1個、小2個
これでは、あまりにも、ぎゅうぎゅうすぎるので、この後、大ケースを、あと2つ追加しました。その際、べちゃべちゃになった昆虫マットも入れ換えました。
それでも、窮屈そうです。理想は、大ケースにオス1、メス1の1ペア。
あるいは、単独飼育でゆったりサイズ(大ケースくらい)が、一番長生きすると思います。
上画像の小ケースには、弱そうな感じのオスを入れています。この大きさでは、1匹が限界です。
昆虫ゼリーも、あっという間になくなっていきます。
上画像の白い昆虫ゼリーは、カブトムシが好んでよく食べるプロゼリーです。我が家のカブちゃんたちの主食にしていますが、プロゼリーは、開封しやすく、高栄養なので、助かります。
黄色い昆虫ゼリーは、ポリフェノールの一種である「リグニン」を含んでいるということなので、違うものも、たまには、食べたほうがいいでしょ?と思い、副食的な感じで、適宜与えています。ですが、プロゼリーほど、人気はないようで、食べ残しは見受けます。
過去、黒糖が入ったものや、別の栄養成分に特化したものなど、いろんな昆虫ゼリーを試してきましたが、カブちゃんたちの好みでは、プロゼリーにかなうものは見つかりませんでした。
リグニン配合のものは、その他に比べると、よく食べるゼリーだと感じています。
昆虫ゼリー全般、男性専用?みたいに、開封が難しいものが、多い気がします。過去、いろんな種類のゼリーを与えていた時、ミギーは爪が割れそうになって、嫌だったのですが、もし、お子様がお世話をしていたとしたら、自力で開けられるのかな?と心配になります。主食のプロゼリーは、開けやすくて良かった!
今年、プロゼリーが、大量でお得なお店を見つけました(下のリンク)。オスには幅広で食べやすい18gタイプ、エサを食べるのが上手なメス用に、16gタイプを補充しました。
KBファーム製プロゼリー18g 【400個バラ】 |
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送料が気になって問い合わせてみましたら、こちらのショップさんは、大容量も3個までなら同梱可能だそうです。(2017年7月時点)
しばらく与えてみたところ、16gは食べ残しが目立ちます。メスも18gのワイドカップの方が食べやすかったみたいです。ちょっと失敗!
成虫になってから、オス、メス別棟で飼育していますので、たぶん、ほとんどは、無精卵と思いますが、時々、卵があります。マットの上の方にあった時は、一応、別ケースに移しています。
カブトムシの累代飼育は何代まで?
累代飼育をしていくと、血が濃くなりすぎることにより、産卵数が減ったり、幼虫の死亡率が上がったり、羽化不全、蛹化不全を起こすことがあるようです。
我が家は、今年、F6(2012年5月3令幼虫購入~)ですが、数年前に一度、飛んできたメス1匹を仲間に入れたこともあり、累代が続いているのかどうか、はっきりしない部分もあります。今のところ、特に問題は発生していません。
調べてみると、F4くらいで、弊害が出てくるという方や、10代以上大丈夫という方、諸説あるようです。
個体が小さくなるのは、累代飼育による影響よりも、幼虫期の過密飼育やマットの状態の影響が大きいようです。今回、我が家も、幼虫期から、過密飼育だったため、例年に比べ、一回り小さい成虫となっています。
追記:2017年7月27日時点、F6が羽化した飼育ケースのマットの中に、数匹の幼虫(F7)の姿が、プラケース側面から、確認できました。
追記:2018年の成虫は大きく育っていました。累代飼育の弊害も特に見当たりませんでした。いつものように幼虫が産まれましたが、この代でカブトムシ飼育は一旦卒業となりました。(2018年10月)
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