巨大ヨークシャーテリアのジン
2012年9月生まれの、ヨークシャーテリア ジン坊。
素直で快活な男の子。
ただ今、ダイエットの効果なく、7キロ超です。普通ヨークシャーテリアは、重くても3キロ程度までなので、倍以上です。調べると、ヨークシャーテリアは、3.1キロまでとか。では、うちのボンは、何?
そういえば、散歩中、犬に詳しそうな人に、
「この犬、ヨークシャー??」
って、時々、すごく疑問形で聞かれる。
そっか、こんなに大きいヨークシャーは珍しいのかも?
出会い
2013年のGW、我が家で生まれた金魚を、引き取ってもらうために行ったペットショップで、出会ってしまいました。
それまで、ヨークシャは、会社の近所で、時折、お散歩姿を見かけることがあり、すれ違うと、いつも、愛想良く、短いしっぽをプリプリ振って、寄ってきて、ハイテンションな姿に、いつからか、
「ヨークシャもいいな♪」
と、思うようになっていました。
2010年に、犬をお迎えしようと探していた時、ショップに生後2か月のヨークシャーがいたのですが、ヨークシャは、2ヶ月くらいの頃は、どの子も、全体が黒いイメージ。
お顔の部分も、ほぼ真っ黒なんですよね。
で、その後、毛並みがどうなるのかは、親に似ることが多いらしいけれど、
成長してみないと分からない。
ということで、クロっぽくない方が好みの我が家では、見送りとなり、結局、その時は、プードル2匹をお迎えしました。
なのに、今さら、増えた生き物を減らすため、金魚を持って行ったペットショップで、好みのタイプに出会ってしまうとは。
生後8ヶ月。絶賛、売れ残り君です。
触らせてもらうと、すぐに馴染み、アイコンタクトもばっちりです。
その時は、4キロで、太ってはいなかったのですが、背丈や骨格が、一般的なヨークシャより、だいぶ大きかったです。
だが、しか~し!
プードルと一緒に走り回るには、大きいほうが都合良い!
うちのプードルも、めちゃめちゃ大きいし。
すでに、成長していて、お顔真っ黒期を過ぎ、光沢のあるクリーム色の毛が、お顔からお腹に広がっています。
背中のダークスチールブルーも素敵です。
「タイプ過ぎる!!」
「2匹も犬がいるのに、3匹は、無理!しかも、オスだし!」
という母の反対も意に介せず、
「だって、こんなに好みのタイプとは、もう一生出会えない!」
と珍しく粘ってみました。
結果は・・・
粘り勝ち!
きっと、3匹目など、お迎えできるはずがないと、冷静に構えていたアレンが、驚いていました。
「まさか? うそ? 本当? 」
「やったぁーっ!!!」
家では、先住2匹が思いっきり、抵抗しました。
まるで、不審者扱いです。
少しでも近づくと、唸り、
「絶対に仲間に入れてあげないからっ!」
と言っているように、遠巻きに威嚇し、少しでも近づくと、さささっと、逃げまわりながら、怒っています。
「だから言ったのに!」
と、母は、今さら 反対しだす始末。
幸いなことに、ジン坊は、意外と神経が太く、先住お姉さんたちの怒りや、不当な扱いも、さほど、気にならないようです。
その後も、面倒臭いくらい、ごまかせない、プードルお姉さんたちは、しつこく、威嚇していましたが、怒られても、逃げられても、あまりにも、あっけらかんとした、マイペースで明るいジン坊に、そのうち、根負けしました。
エリーとジェシィの2匹体制の時は、圧倒的に、エリー優勢で、ジェシィちゃんは、常に、少し、いじけた感じだったのが、今は、エリーがボスなのは、変わっていないけど、快活な仲間が増えたことによって、場の雰囲気がやわらぎ、ジェシィちゃんも明るくなりました。
ジン坊は、プードルのように、食べ物に気難しさがなく、与えるフードは、まるで、掃除機に吸い取られたかのように、秒速で消える。
差し出すフードに飛びついてきたと思ったら、お皿を置いた直後に、空っぽ!
飛びつくジンを避けながら、こぼさないようにお皿を置くことに、気が取られているので、ジンの細かい動きに注目出来る余裕もなく、お皿に、がばっとかぶさるジンの頭で、視界がさえぎられたのち、のぞいた時には、瞬速でなくなっているフードに、もしかして、こぼしてしまったのではないかと?
「え? 今、何が起こった?」
私や母の目には、マジック!
凝視していたアレン曰く、
「ジンが、急いで食べた。」
というような驚異の食いっぷりを発揮し、4キロから、さらに大きくなりました。
活発で好奇心旺盛、甘え上手、素直、意外とあっさりしている面も。
芯は気が強く、宅配業者さんや、郵便配達の人には、マジ切れしています。
宅配で届いたダンボールを、八つ当たりで、噛むこともあり、
「宅配便では、良い物が届くんだよ~♪」
「ほら、見て! おやつ!」
みたいな、パフォーマンスをして、実際におやつをあげても、よその人が家に近づくのは、気に入らないらしいです。
お散歩中に出会うよその人には、全力で、しっぽ振ってるのですが。
2016年の11月、何かで家に近づいた人を、必死に追いかけるあまり、家の敷地から脱走してしまい、交通事故にあいました。
道路にひっくりかえって、ぺったんこに倒れている姿を、遠くから見た時は、終わった?と思えましたが、母が抱き上げ、連れ戻ると、しばらくして、意識を取り戻しました。
すぐに、いつもの動物病院に、直行する間も、口の辺りから、それなりに血が出ていましたので、本当に心配しました。
が、意外となんとも無く、注射だけで、入院も手術もすることなく、家に戻ることが出来ました。普段は無口な先生も、体験談もお話してくださり、饒舌気味に「ラッキーだったね!」と一緒に喜んでくださるほど、あたり具合が絶妙だったようです。
不幸中の幸い。涙がでるほど、うれしかったです。
これを機に、家から脱走すると怖いと、覚えてくれたらいいのですが、まったく記憶にないらしく、相変わらずです。
毎晩、ミギーの腕枕で眠ります。重いです。
ミギーの帰宅が遅い時、眠いとスルー。マイペースです。
エリーちゃんは、どんな時も、100%出迎えてくれるのですが・・・
それぞれに、個性的で、面白いです。
砂場大好き。ゴロンゴロン。
行きたい方面に行かないと、動かず、駄々をこねます。
海も泳いでしまうので、リードは離せません。