2018年2月16日、ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」が公開されました。
「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞歌曲賞獲得のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが楽曲を手がけ、「ドリームガールズ」「美女と野獣」のビル・コンドンが脚本を担当、そして、主演は「レ・ミゼラブル」「Xメン」のヒュー・ジャックマン！
最近流れている告知映像で、久しぶりに子と「見たい！行こう！」と、意見が一致しましたので、予習をかねて、「グレイテスト・ショーマン」のあらすじやキャスト、サントラとゴールデングローブ賞を受賞した主題歌「This is me」、見た人の感想や口コミなどについて、まとめてみたいと思います。
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映画 グレイテスト・ショーマン
監督：マイケル・グレイシー
出演：ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン
配給：20世紀フォックス映画
19世紀アメリカで「地上最大のショウ」という名のサーカス（後のリングリング・サーカス）を主宰した伝説の興行師 P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)が、成功を得るまでの半生を描いた物語です。
この成功によって、彼は、後に“ショービジネス”の概念を生み出した人物と称されるようになりました。
主演のヒュー・ジャックマンの言葉によれば、
彼（バーナム）の人生を忠実に描いているということではないけれど、彼の人生を土台にして、ショービジネスがどのように生まれたのかや、人生を肯定し自分らしく生きるメッセージを伝えているんだ。
この役を演じるにあたり、バーナムに関する書籍37冊をすべて読んだというほど、役作りに徹しています。
キャスト
This is Us. #greatestshowman
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主人公のP・T・バーナムには、「X-MEN」シリーズのウルヴァリン役、ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役などで知られるヒュー・ジャックマン。
ヒュー・ジャックマンといえば、やはり、ウルヴァリンのイメージが先行するのですが、ミュージカル「美女と野獣」「サンセット大通り」や、映画「レ・ミゼラブル」などでも、高い評価を得ています。歌もいけちゃう方だったのですね！しかも、かなり美声！
ヒュー・ジャックマンは、昔、アルバイトでクラウン（道化師）をしていたこともあるそうです。
今回の新旧織り交ぜた新しいダンスの習得には苦戦したそうで、あと20歳若かったら…という主旨の発言もあったようですが、いろんな人生経験が生かされて、ジャックマンならではの演技が光っているように感じます。
“I’ll take you to the other side.” 🎶 🔗 in bio.
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バーナムのビジネスパートナーとなるフィリップ・カーライル役は、ザック・エフロン
ミュージカル映画「ハイスクール・ミュージカル」でおなじみ。
バーナムの妻、チャリティ・バーナムを演じるのは、ミシェール・ウィリアムズ
「奇跡の歌声」を持つオペラ歌手ジョニー・リンド役は レベッカ・ファーガソン
サーカスの空中ブランコの人気パフォーマーに、アメリカのティーンの間で話題のゼンデイヤ
Dear yellow eyeshadow…I think we make a good pair
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など。
<ご注意下さい。ここから下、ざっくりした内容ですが、ネタバレが含まれています。>
あらすじ
庶民出身のP・T・バーナム（ジャックマン）は、幼馴染で上流階級のお嬢様チャリティ（ミシェール）と駆け落ちさながらの結婚をし、幸せな家庭を築いていました。
ところが、務めていた会社が倒産、博物館を開業するも繁盛しません。
ある日、娘の言葉にヒントを得た彼は、それまで社会から疎外されていた個性的かつ才能あふれるパフォーマーを集め、試行錯誤の末、華やかな空中ブランコや動物も取り入れたショーにすることで人気を博すようになります。
ビジネスパートナーにフィリップを迎え入れ、英国のヴィクトリア女王との謁見で、ヨーロッパの歌姫ジェニー・リンド（レベッカ）と知り合います。
ジェニーは、離れ業的なソプラノでヨーロッパでは人気を博しているもののアメリカでは全くの無名。
彼女のアメリカ公演を成功させ、自分も一流の興行師として、差別的な一部の市民からの反発、さらに上流社会にも認められたいという自らのコンプレックスも打ち破りたいとの思惑が芽生えたバーナムは、ショーをフィリップに一任し、自らはリンドの興行に没頭します。
バーナムのプロモーションでアメリカでも有名になってきたリンドが圧巻の歌声で魅了する楽曲“Never Enough”は、バーナムに対する“誘惑的な思い”が込められています。
そんな曲に乗って描かれる映像では、チャリティが、バーナムと暮らす家を出て行くシーンや、バーナムの型破りなショーに反対する根強い反対派の抗議など、とんとん拍子にはいかない現実的な部分も描かれています。
一時は名声や欲望に目が眩み、道を見失いかけていたバーナムですが、我に返り家庭に戻っていく、そして、そんな彼を受け入れてくれる家族と仲間がいた、というような内容となっています。
主人公が正義だけではない人間的な部分があり、そこがひっかかったり、ストーリーとしても新鮮さや感動に欠ける部分もあるかな？という気がしないでもありませんが、そんなことより、
美しく心に響く歌詞と曲、パワフルな歌声とダンス、空中ブランコをはじめとしたアクロバティックで圧倒的な映像が、ハリウッドならではミュージカルなので、夢のようなショータイムを満喫できることは、間違いないですね。
アメリカでは、当初、批評家の間ではさほど高評価ではなかったのですが、公開してみれば絶賛の嵐で観客にめちゃくちゃ愛された作品ということなので、私も早く見たいです。（子の定期テスト明けまでお預け…）
バーナムが、ショーの出演者に求めたのは家柄や人種ではなく、個性と才能。まさに“多様性”、現代にも相通じるものがあり、「This is me」のメロディが言語を超えて心の奥まで飛び込んできます。「音楽はどんな言葉も越える言語」と言われているのにも納得です…
ちなみに、「ラ・ラ・ランド」の製作チームのデイミアン・チャゼル監督と作曲のジャスティン・ハーウィッツはこの作品とは無関係で、ラ・ラ・ランドで作詞を手がけたジャスティン・ポールとベンジ・パセックが音楽を担当しているということです。
「ディス・イズ・ミー」は、あの登美丘高校ダンス部も既に映像化しています。（YouTube）
グレイテストショーマン サウンドトラック
USA TODAYが「エンドロールが終わると口ずさんでしまうような驚くばかりのキャッチーで素晴らしい曲で溢れている。」と称賛した「グレイテスト・ショーマン」
音楽を聞く都度、シーンや感動が蘇ってくるのが嬉しいですよね？
特に筆頭に挙げられるのは、主題歌「ディス・イズ・ミー」。
“他人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるんだ”と力強く歌うのは、ミュージカル女優のキアラ・セトル。
「This is me」は、第75回ゴールデングローブ賞で優秀主題歌賞を受賞し、さらに第90回アカデミー賞で主題歌賞にもノミネートされています。
本作のサントラは、アメリカの「Billboard 200 アルバム・チャート」で1位を獲得し、世界各国で大ヒットを記録中です。
主演キャスト勢揃いで歌う豪華絢爛な「ザ・グレイテスト・ショー 」を始め、主人公P.T.バーナム役を務めるヒュー・ジャックマンも多数参加しています。
曲目タイトル：
- ザ・グレイテスト・ショー / ヒュー・ジャックマン、キアラ・セトル、ザック・エフロン、ゼンデイヤ ＆ ザ・グレイテスト・ショーマン・アンサンブル
- ア・ミリオン・ドリームズ / ジヴ・ザイフマン、ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ
- ア・ミリオン・ドリームズ（リプライズ） / オースティン・ジョンソン、キャメロン・シーリー、ヒュー・ジャックマン
- カム・アライヴ / ヒュー・ジャックマン、キアラ・セトル、ダニエル・エバーリッジ、ゼンデイヤ ＆ ザ・グレイテスト・ショーマン・アンサンブル
- ジ・アザー・サイド / ヒュー・ジャックマン ＆ ザック・エフロン
- ネヴァー・イナフ / ローレン・オルレッド
- ディス・イズ・ミー / キアラ・セトル ＆ ザ・グレイテスト・ショーマン・アンサンブル
- リライト・ザ・スターズ / ザック・エフロン ＆ ゼンデイヤ
- タイトロープ / ミシェル・ウィリアムズ
- ネヴァー・イナフ（リプライズ） / ローレン・オルレッド
- フロム・ナウ・オン / ヒュー・ジャックマン ＆ ザ・グレイテスト・ショーマン・アンサンブル
P.T.バーナム
今から150年以上も前に、サーカスの原点ともいえるショーを大成功させた実在のプロモーター。全財産を失ったこと、なんと、7回。
この映画には、当時、芝居や音楽といった娯楽が、上流階級だけが楽しめる特権だったこと、そして、そんな慣習を打ち破り、今日の“エンタメ”を築き上げていった第一人者がバーナムだということが分かります。
グレイシー監督
「特権階級の世界で暮らしていたチャリティが、多くを持っていないバーナムと一緒にいたいと思ったのは、彼がお金では買えないもの、つまり“想像力”を持っていたからだ。チャリティがバーナムの目で世界を観るとそこは魔法にかかった場所になる」
ジャックマン
「一番気に入っているのは、危険を冒しても自分の夢を追いかけ、想像力を発揮すれば、人は素晴らしいことを達成できるという考えだ」
口コミ・感想
早速、見たという羨ましい方たちの感想や口コミをSNSからご紹介させて頂きます。
#グレイテスト・ショーマン 観てきた！
公開初日なので詳しい感想は控えますが、楽曲みんな大好き♪オープニングから震えます！
前半のほうで出てくるバーテンダーにハマり、最後の方のゾウさんの登場がカッコよかった🐘
観た人と話したいー！
もっかいは観に行くかな〜— eri kodate (@bebegobambi) 2018年2月16日
みてきましたグレイテストショーマン…最の高でした開始5秒で一気に引き込まれたし踊るヒュージャックマンはやはり最高にセクシーで素敵でした🙏🙏🙏🙏🙏
私はバーのマスターが大好きです、これからみに行く方バーのシーンは周囲の人にも気をつけて…好きです…(:３っ)∋#グレイテスト・ショーマン— かしわリティ＠固定オナシャス (@kaCwa6) 2018年2月16日
#グレイテスト・ショーマン まずびっくりしたのはミュージカル演出がものすごく豪華(๑ﾟ﹃ﾟ๑)
「ラ・ラ・ランド」や「ジュリーと恋と靴工場」が実際の道具を面白く活用したリアリティある表現だったのに対して、こっちは光と影・スモーク・時にCGなんかも交えながらとことん幻想的な映像になってる🙌— マスティ@2/17 23:00JST DJ LIVE on Youtube! (@DoughnutsCinema) 2018年2月16日
早くも2018年のベスト決定しました…キャラメルポップコーンが涙でしょっぱくて…ずっと胸を押し付けられたみたいに動けなくなって震えてた。人生を全肯定してくるのズルいでしょ…。#グレイテスト・ショーマン #ショーマン最高 pic.twitter.com/4g60cpXfhO
— non (@non_bb_8) 2018年2月16日
泣きすぎて目が痛いw
歌も演技もすべてが最高のミュージカル映画だった！これ、拍手喝采上映とかやらないですか？？？？みんなで歌いながら見たい！！！！！お願いしますやってください！！！！！！#グレイテスト・ショーマン #ショーマン最高 https://t.co/U292eQs03a— 梨(Nash!)@Hela (@nsnk373_movie) 2018年2月16日
