冬の海辺で保護したカメさんが、我が家に定住し、一段落した頃。この子、オス?メス?が気になり始めました。調べてみると、カメの雌雄の見分け方はある程度の大きさになれば、案外分かりやすいようです。
カメの雌雄、オスとメスの見分け方
カメのオス・メスは、総排泄肛(肛門)の位置が、甲羅より外側か、内側かで見分けできるそうです。外側ならオス、内側はメスです。(幼い個体では判別できないようですが)
オスの方が、尻尾が太い、お腹側の甲羅が少しへこんでいるという違いもあります。
我が家のクサガメのコティーさんは、画像の通り、甲羅より外側に総排泄肛(赤い矢印の先)がありますので、オスのようです。
保護した時は、なんというカメか、種類すら分からないほどでしたので、性別がどちらか?という疑問をもったのは、飼育から、しばらく経過し、とうに名前も決まった後でした。
このカメさんの飼い主は、我が子、アレンです。多くの生き物の中でも、カメさんを、特別、かわいがっています。あまりに、かわいいから、女の子っぽい名前をつけてあげたのかな?
どうやらオスらしいと分かった以降も、コティーのままでしたが、先日、改名したそうです。新しい名前は、レオナルド。通称レオン。また、随分、格好良い名前です。
クサガメのオスは、成長すると、もっと分かりやすい特徴が現れるそうです。
首周辺の模様が消え、黒くなる、メラニズムと言われている現象です。個体によっては、白目部分や体全体も、黒くなる子もいるようです。お目々がまんまる黒目に見えることから、人気が高いようです。
黒化には、個体差があり、3-5歳から見られるケースや、なかなか黒化しないこともあるようです。
自然下では、6歳以上で背甲長14.9センチ以上のオスは、いずれも黒化が完了していたという報告があるようです。うちの子は、今、背甲長13センチくらい、年齢もたぶん、まだ6歳になっていないと思います。
なので、今後、変化が出てくるのかどうか、楽しみです。
成長後のクサガメのオスとメスでは、黒化しているオス、黒化しない(模様や色が変わらない)メスという明確な違いがありますが、それ以外にも、成長した時の甲長は、オスは15センチで、メスは20-30センチと体格差も顕著になるようです。
クサガメさんは、メスの方が大きくなるのですね!
野生のメスでは、頭部が大きくなる巨頭化が見受けられることもあるようです。
レオンくん、黒化するのかな? 何か変化があれば、ご報告しますね。
こんな本、見つけました!
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