亀、猫、犬、カエル、ザリガニ、金魚、海水魚、ヤドカリ、虫と生き物に囲まれた我が家。毎週末のルーチンワーク、水替え・お世話中に思うことは、どの飼育水が一番かかってほしくないか？
お世話の際、どれが最強に汚いか？どれも嫌だけれど、特に顔とかには、跳ね返ってほしくない！でも、どれか一つだけ、絶対にかからないことに出来るなら、どれ？どれが一番臭い・汚い？なんて、意味のない自問自答をしながらの作業です。
臭そうと思いながら、腰がひけた状態で、作業していると、余計に跳ね返ってくる！ような気がしています。訳が分かりませんが、ミギーの主観に基づき、個人的な順番付けをしてみようと思います。
ペットの匂い、嗅ぎ比べ
いきなり結果発表！
No.1、No.2 クサガメ・猫のおしっこ
No.3 ザリガニ
クサガメは、くさいカメだから、クサガメといわれています。漢字で書くと、臭亀。カメムシも亀の匂いがする虫ってことで、その名がついているそうです。あの独特な匂いです。
ただ、このネーミングの由来の独特なくさいにおいは、クサガメが危険を察知した時、臭腺から出す分泌液で、かなり強烈なものだそうです。
幸い、飼育環境で飼育者が嗅ぐことは、ほとんどないようです。それでも、飼育水は、毎時、独特な臭さ。サルモネラ菌を保菌していることもあって、絶対、跳ね返って、顔にかかったりしないでほしい！と毎回思います。
猫はシャンプーしなくても、体は臭くならないですね。でも、おしっこは、かなり匂います。たまに、猫トイレを洗う時、この水にも、絶対にかかりたくない！と力んで余計にかかってしまうという、トホホな私。
家の周辺に、野良ちゃんか、近所の自由猫くんが、マーキングしに来た時には、何メートルも離れていても何日も、わかるくらい、独特な臭いですね。
ネコ科の動物だけが排出する「フェニリン」という物質があるそうです。また、猫のおしっこが犬などに比べ、強烈な匂いなのは、祖先に由来しているそうです。
猫の祖先、砂漠に住むリビアヤマネコは、乾燥した地域の少ない水で生きていけるような体になりました。現在の猫もこの能力を受け継ぎ、少ない飲水を出来る限り有効に、効率的に濾過し、排出する水分を極力減らした濃いおしっこをするのだそうです。
この特性は、諸刃の刃で、それだけ泌尿器に負担がかかります。猫に泌尿器系の疾患リスクが高いのは、こういう点からなのですね。
クサガメくんと、猫ちゃん、どっちがより臭いか、考えても優劣を付け難いです。なので、どっちも最強、No.1です！
カメ、猫のおしっこに比べると格段に程度が低いですが、ザリガニの飼育水の匂いも、独特です。
ザリガニは、一般的には、ドブくさいとか、正しく飼育すると臭くないと、両方の意見があるようです。水替えが間に合っていないための臭さは論外として、通常飼育でも、エビ、カニ系の独特な匂いがあると感じます。
カメの飼育が加わるまで、ミギーは水替えの時、一番かかりたくない飼育水ワースト1は、ザリガニでした。今は格上のカメさんで霞んでいますが・・
想定外だったのは、ベルツノガエルくん。さぞくさいだろうと覚悟していましたが、気になるようなにおいはありません。カエル用の粉のエサは、かなり臭いです。なので、便をした時は、それなりに、くさいです。ただ、排便には、1週間以上間隔がありますので、便確認して、お掃除すると、臭さを感じない期間が長いです。
海水魚飼育水は、茶苔がはえるので、海苔のような、磯の香り。良い香りではありませんが、あまりきれいでない海って感じでしょうか。
犬は、一ヶ月ごとにシャンプーしていますが、いい匂いは最初の1週間くらいしか持ちません。徐々に、ケモノ臭になってきます。毎日、犬に腕枕をしているミギーも、ケモノのニオイが染み付いています。
ちなみに、同じ犬種で色違いがあるなら、色が濃くなるほど、ニオイは強くなります。昔のプードル（白）は、シャンプー後の無臭期間が長く、ケモノのにおいはほとんどしませんでした。今の子（薄茶と濃茶）は、白と比べ、匂いがあり、中でも、濃い方がニオイます。
そういえば、昔、飼育していた鳥（ブルーボタンインコやセキセイインコ）も、ツンとしたニオイで、外出から戻る都度、鳥がいる家のニオイと我ながら感じていたほど、結構強めでした。
追記：夏になって、例年のように、カブトムシが成虫になり、上記ランキングに、カブトムシ臭を忘れていたことを思い出しました。カブトムシも幼虫やサナギの時期は、ほとんど気になりませんが、成虫の期間は、独特の臭いが漂います。ザリガニと同レベルくらいに結構強めに感じます。
余談ではありますが、くさい飼育水を流した後の排水口、洗っても臭いが残る時、イソジンうがい薬を数滴たらすと、結構効き目があるように思います。
臭さ最強？失礼ニャン！（怒）